ライザップ中の外食ランチと、飲み会に参加するときの【注意点】をご紹介!仕事をしていれば外でランチする機会があると思いますが、実はそこに落とし穴が…。また「ライザップ中は、飲み会に行けなくなるの?」という心配をされる方もいると思いますが、決してそんなことはありません!
この記事の目次
外食のランチメニューは、糖質制限ダイエットの大敵!?
日中仕事をしている方であれば、ランチは外食になることも多いと思います。でも、ランチメニューには糖質がたっぷり使われていることが多いので、外でランチを食べる機会が多い方は、ちょっと注意が必要です。
ランチの人気メニューといえば、カレーライス、丼もの、定食類といったご飯系ランチが定番。また、パスタやラーメン、うどん、そばといった麺類は、男性女性問わずに食べることも多いはず。また、お寿司もランチなら安く食べられますので人気が高いですよね。
ただ、こういった人気のあるランチメニューですが、どれもこれも糖質が多く含まれるものばかりなので、糖質制限ダイエット中は、全部控えなくてはいけません。
例えば、カレーに盛られるライスは1皿250~300グラムとなっており、それだけで約100グラムの糖質を含んでいるんです。
(例えば、ココイチのカレーはご飯300グラムがベースですね。)
しかもカレールーには小麦粉も使われていますし、「にんじん、じゃがいも、たまねぎ」といったカレーの具材にも糖質が多く含まれています。つまり「野菜=低糖質」ではないので要注意! 野菜でも、根菜類には糖質が多く含まれているんです…
ここが糖質制限ダイエットの難しいところ。私もライザップ中は苦労しました。
その他の丼ものや定食も、ご飯には糖質が多く含まれるので注意が必要になります。
そばや寿司はヘルシーなイメージがあるけど…
パスタはもちろん、うどんやそばといった麺類にもで50~70グラムほどの糖質が含まれています。
私もライザップに通う前に、
「そばは小麦粉じゃなくてそば粉だから、OKだよね?」
と思ったのですが、実はそば粉も糖質そのものなんだそうです。
(そばの種類は関係なく、糖質の過剰摂取につながります。)
うどんやパスタはNGでも、せめてそばだけでもOKなら糖質制限ダイエットがだいぶ楽になるんですが…ダメなものはダメなので控えましょう。
最後に「お寿司」ですが、イメージとしては「低脂肪かつ低カロリーで健康的!」といったところではないでしょうか。でも、糖質制限ダイエット中は、お寿司も控えなくてはいけません。
お寿司に使われるシャリは、白いご飯に砂糖と酢を混ぜてつくります。白いご飯に砂糖…完全に糖質制限向きじゃないですね(笑)
ランチの握り寿司1人前(約10貫)には、意外にも丼一杯分のご飯が使われているんです。チリも積もれば…ではないですが、握り1個のサイズに惑わされてはいけませんね。
また、ちらし寿司や海鮮丼もご飯の使用量が多いので、もちろんNGとなります。
個人的にランチでおすすめなのは、ファミレスと大戸屋!特に大戸屋は、糖質制限ダイエット中に大活躍します。
(大戸屋はサラダや小鉢、豆腐や魚系の料理が多いので選択肢が多い。)
ファミレスはサラダやチキンのメニューを選べば有効利用できますが、メニューの選択肢はそんなに多くはないかも…。近くにファミレスや大戸屋(のような定食屋)がなければ、コンビニを活用するのも悪くないですよ!
飲みに行くなら、居酒屋と焼き鳥屋がおすすめ!
ライザップで糖質制限をやっている間も、仕事が終わって軽く一杯…というシチュエーションは十分考えられますよね。自分から積極的に飲みに行かなくても、仕事の付き合いや飲みのお誘いがあることは十分考えられます。
そんな方におすすめするのが「居酒屋」と「焼き鳥屋」です。
「居酒屋」はメニューの種類が豊富なので、単純に低糖質なものを選びやすいというのがその理由です。
サラダも数種類あるお店が多いですし、豆腐料理を置いてある店も多いですよね。居酒屋であればメニューにある可能性が高い刺身や焼き魚といった魚介類も低糖質です。
サラダといっても、ポテトサラダはじゃがいもに糖質が多く含まれるのでNGです。焼き魚でも、砂糖やみりんを使う照り焼きは控えましょう。
おつまみなら、高タンパク質で低糖質なチーズやナッツ類がおすすめ。ただ、脂質も少なくないので、食べすぎには注意しましょう。
肝心の飲み物ですが、理想は糖質ゼロの焼酎かウイスキーといった蒸留酒を選びましょう。ジンやウォッカも蒸留酒なので大丈夫です。
ビールや日本酒、ワインのような醸造酒には糖質が含まれるので避けましょう。特にビールや日本酒は糖質が多いので、糖質制限中は控えるのがベスト。どうしても飲みたいなら、比較的ワインが低等質なのでベターです。
参考記事:ライザップ中はお酒OK!
「焼き鳥屋」がおすすめなのは、使う肉が高たんぱくで低糖質な「鶏肉」だからです。
特に「鳥のささみ」は高たんぱくで低糖質・低脂質なので、糖質制限中は積極的に食べたい食材のひとつです。他にも、砂肝も非常におすすめ。軟骨もいいですね。
味付けですが、甘いタレではなく塩を選べば糖質は限りなく少なくなります。お肉も、もも肉や鳥皮を避ければベストですが、そこまでストイックにしなくても良さそうです。
(私はライザップ中、もも肉も鳥皮もNGでしたが。笑)
飲み物は居酒屋同様、ビールに代表される醸造酒は控えましょう!
焼き鳥にビール…最高の組み合わせですが、ビールは糖質が高いので、飲んだらダイエットが台無しに…。どうしても飲みたいなら、「糖質ゼロ」の発泡酒かビール風飲料にしましょう!
居酒屋にしろ焼き鳥屋にしろ、飲みすぎて理性を失い、ラーメンで〆るのは絶対に避けましょうね(笑)
韓国料理や中華料理でも糖質制限できる?
居酒屋や焼き鳥はどちらかというと男性が好んで行きそうなお店(偏見?)ですが、女性が好きそうな韓国料理や中華料理(偏見?)でも糖質制限ができるのか考えてみたいと思います。
「韓国料理」の定番である焼肉ですが、焼き鳥同様、タレではなく塩で食べれば比較的糖質を抑えることができます。ご飯ではなくサンチュを巻いて食べると糖質制限になりますし、同時に野菜不足も補えて一石二鳥です。
ナムルやキムチで野菜もしっかり食べられるのも韓国料理ならでは。もちろん、韓国料理で人気のビビンバや冷麺はご法度です。
飲み物ですが、ビールはもちろん、マッコリは醸造酒なので糖質が多いので控えるよう注意しましょう。
続いて「中華料理」ですが、韓国料理に比べると注意すべき料理が多くなっています。
ラーメンや焼きそばといった麺類をはじめ、チャーハンといったご飯ものはもはや説明不要ですが、中華の代表である餃子やシュウマイに使われる皮には実は糖質が多く含まれています。
その他にも、カニ玉や酢豚のようにとろみと甘みが強い料理には片栗粉と砂糖がたくさん使われているケースが多いので避けるようにしましょう。
前菜なら蒸し鶏やキクラゲ、主菜なら野菜や魚介類の炒め物など、中華を食べるときはとろみと甘みが少ないメニューを選ぶように心掛けてみましょう。
なお、デザートの超定番「杏仁豆腐」を避けるのも忘れずに…
飲み物ですが、紹興酒も醸造酒なので控えて(メニューにあれば)糖質ゼロの発泡酒か、ウーロンハイを選びましょう。
こうやって見てみると、中華の場合は選べるメニューがかなり制限されてしまいますので、個人的にはライザップ中は中華料理は避けた方がベターだと思います!
(あまり中華を楽しめるという感じではないですしね。)
イタリアンやフレンチでも糖質制限を実践可能!
最後に、いかにも糖質制限できなそうな「イタリアン」と「フレンチ」に飲みに行っても大丈夫かチェックしてみましょう。
カロリー制限ダイエット中であればイタリアンもフレンチも即NGとなりそうですが、糖質制限ダイエットなら、糖質を含む料理さえ理解しておけば十分楽しむことができます。
イタリアンもフレンチも低糖質なメニューを選ぶことがポイントですので、どういったものがNGになるのか、しっかり頭に入れてからお店に向かいましょう!
まず「イタリアン」ですが、糖質が多いメニューは「パスタ、ピザ、リゾット」が中心。この時点でほぼイタリアンを楽しめる気配がありませんが(笑)、もちろんそんなことはないのでご安心を。
イタリアンでパスタやピザを食べられないのは残念ですが、前菜とメイン料理には注文できるものが多いです。
イタリアンの前菜といえばカプレーゼ、ルッコラやホウレンソウを使ったサラダ、生ハム、魚のカルパッチョといったものが思い浮かびますが、これらはすべて糖質制限食の基準をクリアしています。
メイン料理では、肉類や魚介類のグリルやトマト煮込み、ミラノ風カツレツなども注文してOKです。ただ、トマト自体に糖質がやや多いので、トマト系料理の食べすぎには注意が必要です。
パスタやピザ、リゾットが楽しめないのは確かにマイナスポイントですが、それ以外にもイタリアンを楽しむ要素はたくさんありますので、普段注文しないメイン料理を食べてみるのもいいかもしれませんね。
続いて「フレンチ」ですが、フレンチは高カロリーなので、カロリー制限ダイエット中はまず食べに行くことはないと思いますが、パンとデザート以外は意外と糖質が少ないのが特徴なんです。
前菜で出てくるフォアグラ料理やテリーヌ、鮮魚のポアレやムニエルは糖質は少なめ。また、仔牛や子羊のグリルやロースト、牛肉の赤ワイン煮込みといった料理も大丈夫です。
メイン料理で控えたいのは、グラタンやシチューのように小麦粉を大量に含む料理です。魚や肉といった素材そのものを活かした料理であれば、糖質は結構制限できるのでご安心を。
イタリアンでもフレンチでも、デザートは控えるのがベターです。デザートで低等質なものは、残念ながらほぼないと思います…
また、イタリアンでもフレンチでもワインを飲みたくなると思いますが、ワインを飲むなら白ワインよりも辛口の赤ワインが比較的糖質が低いのでおすすめですよ。
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